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ウィーンの空港で

ウィーンの宿は、一泊目は宿泊できない旨をツアー会社に連絡をしてもらいました。
そう、今回の旅行は、ツアーでした。代理店に飛行機とホテルの予約をしてもらいツアーでした。初めての体験でしたが、今回は、本当に助かりました。
それにしても、イギリス・ロンドンのヒースロー空港の夜は寒かったです。なにしろ、到着ロビーだったため、外へはすぐ出られる場所なのです。
朝、5時ころに起き(ほとんど寝ていない)、空港のカフェでおいしいスープをいただこうとしたものの、残念なことにカフェにはまだスープの準備がないということでしたので、しかたなく、コーヒーを頼み、暖を取りました。5時台には出国をし、免税店を眺め、いざ、ウィーン行きのボーディングへ。おかげさまで問題なく乗れました。外に見える、朝日がまぶしくって、うれしくって、まもなく、目的地のウィーン。ただ、この飛行機、赤字ルートのようでした。ほとんど人が乗っていませんでした。朝早かったからでしょうか?
到着してから驚いたことが起きました。
荷物が出てこない!!
しかたなく、係りの窓口に荷物の確認をお願いするも、残念なことに、今回の便では着ていないとのこと。それはそうだろう。一本逃しているのだから、前の便できているはずだ。しかし、どこにも抑えていないのか、見つからない。しかたなく、宿泊先を伝えて、見つかり次第、送ってもらえるように、お願いをした。
着のみ着のままで町にでることになったため、本来はホテルに寄ってからシェーンブルン宮殿に行く予定だったものを、そのまま直で向かうことに。
外は、氷点下。本当に寒かったです。
建物の中に入っているときだけが、一番幸せでした。それにしても、今日、荷物が見つからなければ、明日以降の服が心配です。しかも、服を入れる、お土産を入れるスーツケースがないのです。
困ったものです。
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写真はシェーンブルンです。
# by mir2004jp | 2011-02-07 00:07 | Europe

新婚旅行-ウィーン、プラハ

今年の1月9日(日)に結婚式を挙げ、1月29日(土)から2月5日(土)まで新婚旅行に行っていました。
行き先は、私が好きなオーストリアのウィーンとチェコのプラハでした。

行き先が、オーストリアのウィーン、チェコのプラハである中欧に決定した経緯は、私が「どこでもよい」といっており、妻が、「新婚旅行はヨーロッパがよい。」と言っていたためです。

付近の日付は仕事が忙しかったため、ほとんど前週の日曜日と出発の前日の金曜日夜間に準備をしまいた。

航空会社はBA(ブリティッシュエラーウェイズ)でした。往復でロンドンのヒースロー経由でした。

今回の予定は、1月29日(土)の朝11時10分成田出発の、1月29日(土)22時30分にオーストリアのウィーンに着、帰国は、2月4日(金)朝8時45分プラハ発、2月5日(土)9時10分成田着の予定でした。
しかしながら、ボーディングパスの読み間違いにより、ロンドン・ヒースローからオーストリア・ウィーン行きの18時55分発の飛行機を逃してしまいました。ボーディングパスには18時35分にゲートクローズと書いてありましたが、私たちは、ゲートオープンだと思い込んでいました。
ゲートに着いたときには18時42分だったため、「ゲートクローズ!」と言われ、「翌日の朝の便でウィーンに行くように」と言うことになってしまいました。翌日の朝の便は、変更することが可能でした。罰金も発生しませんでした。荷物についても、ウィーンで引き取れるということでした。翌日の便は、朝の6時45分発であるため、6時25分にゲートクローズ。新婚旅行初夜は、ヒースロー空港に一泊することとなりました。
夫婦して相当アホでした。
本来ならば、イギリスに入国する必要がなかったのですが、夜中の23時ころに、一回入国することになり、到着ロビーで一泊することになりました。出発ロビーには、休憩できる場所がなかったためです。
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この波乱の出だしから、トラブルが始まりました。
# by mir2004jp | 2011-02-05 23:40 | Europe

10.雪を投げてくるスナイパー(ボスニア)

ボスニア。
私は好きになれない国だ。
はじめて訪れたのは1999年2月の寒い日。
ユーゴのベオグラードから雪が積もる山間を抜けてたどり着いたサラィエヴォの町はあまりにも負の空気が漂っていて、陰気だった。「Don't Forget」の文字があちこちで刻まれ不穏な町だった。町では、何をしたのか記憶に残っていないが、郵便局に行ったことくらいしか覚えていない。
2度目は、2005年1月の寒い日。
クロアチアのスプリットからドゥブロブニクへ向かう際に立ち寄ったモスタルの町。かの有名な橋(ネレトバ川にかかる橋)がある町だ。
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ボスニアでよく見るタバコ屋さん(コンビニのようなもの)
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有名な橋(スターリ・モスト)
# by mir2004jp | 2010-05-05 13:15 | Europe

旅の話のコンテンツ

1.インド飲み(インド)
2.マサラ日本食(インド)
3.インド映画(インド)
4.ゴスペルバス(ナイジェリア)
5.夫婦の契り(ギニア)
6.イスラム教徒への道
7.イスラム名(モロッコ、トルコ)
8.死体に近い場所(インド・ガンガー)
9.山越え国境越え(ボスニア)
10.雪を投げてくるスナイパー(ボスニア)
11.ゲイ温泉(ハンガリー)
12.計算方法(海外)
13.偽のエンゲージリング(タイ・スイス人)
14.世界にひとつだけの花(メヒコ)
15.ベサメ・ムーチョ(メヒコ)
16.麻雀の夜(海外)
17.シェア飯(海外)
18.海鮮祭り(チリ)
19.鯛、マグロ祭り(チリ・イースター)
20.インターネット(海外)
21.カシミールへのゲロと崖(パキスタン)
22.酔っ払いの国境越え(インド、パキスタン)
23.違法入国者(トルコ、ギリシャ・中国人)
24.インド鉄道の夜
25.マレー鉄道脱線の旅
26.品川からサンクトペテルブルクへ
27.白い糞(モンゴル)
28.三つ目がとおる(中国)
29、めいよー票(中国)
30.ドラガンの道(ユーゴスラヴィア)
31.女の交換(ユーゴスラヴィア)
32.乳もんでふられる?(ユーゴスラヴィア)
33.セルビアの女(ユーゴスラヴィア)
34.グルマンスカ(ユーゴスラヴィア)
35.プラトーの夜(ユーゴスラヴィア)
36.ジプシーバス(ルーマニア)
37.ぶち壊しのオクトーバーフェスト(ドイツ)
38.のんだくれのワイン祭り(ドイツ・リューデスハイム)
39.ドミトリーの人(アメリカ・アトランタ、フランス・マルセイユ、イギリス・ロンドン等)
40.ドミトリーの男と女(チェコ)
41.アントニーとジョン(ポーランド)
42.バスのない国境越え(チェコ、ポーランド)
43.黒人の下着(ギニアビサオ)
44.割礼された女(ガンビア)
45.あなたをもっと知りたいの(ナイジェリア)
46.真の男は●●●しない(ナイジェリア)
47.あなた、私の電話番号知りたいでしょ(トーゴ)
48.早く乗って(クロアチア)
49.バルセロナにいた女(スペイン・モハの話)
50.ドゴンの野生児(マリ)
51.おまえを殺してやる(ギニア、マリ)
52.おまえは中国人だ(ギニア)
53.大雨で川の字(ギニア)
54.いい道は事故がおきる(ギニア)
55.ゴールデン・ピーコック事件(インド)
56.日本人は小さい(インド)
57.恋するバール・スール(アルゼンチン)
58.君の瞳に恋してる(ブラジル)
59.消火器まみれの朝(エストニア)
60.料理の日々(リトアニア)
61.パレスチナ人と壁(イスラエル)
62.アラブ人とイスラエル人(イスラエル)
63.ヨルダンからシリア
64.死海のヨルダン人
65.ピラミッドと子供たち(エジプト)
66.正直屋とうそつき(エジプト)
67.灼熱のサイクリング(シェムリアップ)
68.銃声の聞こえた夜(プノンペン)
69.モンゴル人の割り込み、中国人の割り込み
70.記念撮影会(イラン)
71.パラサイト(トルコ)
72.青い海へのお値段(ザンジバル)
73.アフガンマジック(パキスタン)
74.ダンス・オン・ピスタチオ(イラン)
75.私は日本語勉強しています。(トルコ)
76.調子こいて帰国(レバノン)
77.杉原千畝(リトアニア、イスラエル)
78.ほっぺにチュ(ロシア)
79.タランカとウォッカ(ロシア)
80.眠れない夜(ロシア)
81.ジルベスター(ドイツ)
82.気になるけど(ギリシャ)
83.たばことぬいぐるみ(イギリス)
84.アイリッシュ音楽(アイルランド)
85.マチュピチュへ(ペルー)
86.ウユニの災難(ボリビア)
87.灼熱のバス(スーダン)
88.人のよい国(スーダン)
89.賄賂天国(ナイジェリア)
90.南京虫とダニと(エチオピア)
91.売春婦たち(エチオピア)
92.悪霊のバス(エチオピア)
93.人間とは思えない人々(エチオピア)
94.人身売買(タイ、カンボジア)
95.前から後ろから(グアテマラ)
96.友人の死、知人の死
97.止まらない下痢(ケニア)
98.暴動(ケニア)
99.それではお元気で(ケニア)
100.腐った食事(マダガスカル)
101.防衛庁の人(マダガスカル)
102.偽チケット(タンザニア)
103.コリアン・ガール(ザンビア)
104.ATMの場所をきかれて(ウガンダ)
105.さすらい蟻の襲撃(ウガンダ)
106.ミイラとにおい(ルワンダ)
107.インフレの国(ジンバブエ)
108.ロング・ストリート(南アフリカ)
109.オセロ(南アフリカ)
110.砂漠の死の世界(ナミビア)
111.チモイオのイギリス人(モザンビーク)
112.本数のないバス(タンザニア)
113.キリマンジャロ(タンザニア)
114.追突事故と小便(マリ)
115.つりをくれない女たち(ガーナ)
116.ウィッグとエクステ(アフリカ全般)
117.アフリカ人
118.角刈りのお嬢
119.ローリーでの移動(スーダン)
120.ローリーでの移動(ケニア)
121.ただ泣きたくなる(アフリカ)
122.南極の日々
123.アルファフォーレス(アルゼンチン)
124.マラクジャ(ペルー、ブラジル)
125.食卓の準備(ブラジル)
126.カーニバル(ブラジル)
127.ゲイの家にホームステイ(キューバ)
128.ひげの生えた女(インド、キューバ)
129.停電都市にしてアジア人拒否(ギニアビサウ)
130.36.5度の体で(ギニアビサウ)
131.全身陰毛(アフリカ)
132.ハノイ襲撃事件(ベトナム)
133.孤独な旅のすすめ(西アフリカ)
134.イラストレータとのバレンタインデー(チェコ)
135.ジプシー音楽
136.タンゴの調べ
137.ダンシング・オン・ザ・フロアー(ハンガリー)
# by mir2004jp | 2010-05-05 13:00 | What I think about

133.孤独な旅のすすめ(西アフリカ)

私の日々はいつも孤独とともにあった。
孤独と向き合うことを繰り返し、孤独に強くなろうとした。
それが本当なのかを確認することができるのは、匿名性の中に埋没できる日本での生活なのか、それとも、誰も私を知らない地に降り立つことなのだろうか。
西アフリカに入る前、私を奮い立たせたものは、困ったときに逃げられないという現実を得たいという気持ちとそこを乗り越えたいという気持ちだった。その理由は、日本人の旅人にとって、西アフリカが圧倒的に旅がしにくいためだった。

1.フランス語が主流
2.インフラがひどい(フランスの植民地支配のせい)
3.情報がない(ガイドブックがひどい。日本にいたっては存在が古い「旅行人ノート」のみ)
4.旅行者が少ない(日本人はほとんどみない)
5.暴動や事件が多い
6.マラリア等の病気の情報が多い
7.賄賂が多い

悪い条件は挙げればきりがない。コンゴやザイールといったところほど、死への距離は近くないにしても決して楽な場所ではない。
そんな中、宿泊代もかなりかかるとい現実が控えている。
フランスの支配下にあったためなのか、どこもツインかダブルの部屋しかなかった。でも、こちとら一人身の旅行者。旅はしにくい。
移動についても、ブッシュタクシーという乗り合いタクシーが主流であり、乗り心地はすこぶる悪い。
こんなところになぜ行くのか?
ただ、旅行者としての意地でしかなかったように思う。みなが行けない場所に行ってみたい。そしてそこにある人々の生活や文化を体感してみたい。ただこれだけのことが私を突き動かしていたように思う。
食べ物は、ジョロフライスと茹ですぎたパスタのミートソース、チェブジェン(レッドライス)、ヤッサ(レモンシロップで炒めたたまねぎと肉のぶっかけご飯)、マッフェ(ピーナッツカレー)、リ・ソース(マギーソースかけご飯、ジョロフライスと同じようなもの)といったところが地域によってローテーション化される。日本でもマッフェを食べたことがあるが、現地より味が薄かった。他は、日本では未食。おいしかったのは、ヤッサ。他のは、誰でも作れそうな市販のソースをもとに作られたものだったように思う。食は意外と耐えられた。
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ぶっかけご飯(名前を覚えていない。)
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リ・ソース
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チェブ・ジェン
西アフリカはなにかとても興味深いものがあるかというとそういうものがあるわけではなかったのだが、ふと過去を振り返るのにはとてもよい場所だったように思う。
おかげで、旅行中の地図や物価をまとめるといったことや、日記の見直しができた。
不思議なもので、それから4年の歳月を経てもなお、あのころの日々を思い出す。
# by mir2004jp | 2010-05-05 12:59 | Africa