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Koi Mil Gaya

Filmfare2003での栄冠はやはりこの映画だったようだ。
昨年、私も見たのだが、作品はET、ハリーポッター、ジャック、フォレスト・ガンプといった作品たちを足して割ったようなものである。インド映画でSFという驚きを感じつつも、昨年は、モーターショウの帰りによったインド・カレー屋でもJaduの曲が流れるほど、音楽自体も売れていたようだ。
実際、作品はリティック・ローシャンとプリティ・ジンタの今、一番熱い組み合わせ。
しばらく前までの、俳優ならシャー・ルック・カーン(私は、結構アジャイ・デーウガンの濃さも好きだったが)、アーミル・カーン、おまけで、サルマン・カーン、女優なら、マデゥリー・ディークシト、カージョル、おまけでアイシュワルヤ・ライといったところだったのだが、この2、3年でだいぶ勢力地図が変わったものである。
元祖、インドセクシー女優のレーカーの息子は知恵遅れのリティックで、いじめっ子はプリティの彼といったところからスタートする。親父が著名な科学者であるため、UFOを呼び出せてしまう。親父は、リティックの親父が演じる。
カーチェイスもあるなどの盛りだくさんの映画で、満足の3時間なのだ。

しかし、なんといっても、この映画のテーマは友情がテーマなのだ。しかも、宇宙人と地球人のである。いや、総じていうならば、友人のために命をはる男の感動のストーリーなのだ。だから、SFはとりあえず、入れられたという程度のもの。

インド映画では、他にもいいものが多々あるが、この映画は、今後のインド映画の方向性を新たに見出す、面白い作品であることは間違いない。
by mir2004jp | 2004-05-17 17:11 | Film
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