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92.悪霊のバス(エチオピア)

エチオピアではバスで移動をしている際に驚くことがある。
バスは意外とコンパクトで荷物は屋根の上に載せシートをかぶせる。バスの内部は意外と一般的な作りだが、狭いことは疑いようもなく、宗教心の強い国特有の宗教画がバスのフロントガラス付近になんらかの形で見られる。
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このバスの移動はきわめて過酷である。朝が早い、狭い、臭いの三拍子がそろっているのだ。
ではまず、朝が早いについてですが、朝はいつも11時30分から30分前後の時間に出発する。おっと、朝11時30分は、エチオピアではスワヒリタイムを適用しているため、日本人的には5時30分になります。一日は半分にわけてあり、朝6時がスワヒリタイムで0時なのです。
しかも、バスターミナルは意外と町はずれということもあり、真っ暗な中宿をでることになります。
朝早い理由は、エチオピアでは国外の旅行者の乗るバスは夜行ではならないという決まりがあるためです。このため、長い距離を移動する場合、たとえば、ラリベラからアジスアベバや、アジスアベバからジンカなどは一日途中の町で一泊することになるのです。当然、宿代は自腹です。ちなみに、町なかのごろつきでもついてくると、宿代は2倍なりにはねます。

次に狭いについてですが、これは、旅行者にとってはそれほど過酷ではないかもしれません。私も席が狭いとは感じても、こんなものだと思ったものでした。ただ、席と席の間が狭いのです。

最後に臭いについてですが、これはなかなかすごい。エチオピアの人々はエチオピアのバスで移動をしているとつくづく思い知る出来事に関係があります。町から離れても、人々が歩いている姿が窓の外に多く見られることです。お金があまりないのです。そして、日本人には考えにくいことかもしれませんが、彼らは毎日乗り物を利用した移動をすることなど必要がないのです。
20KMと離れていても歩くのです。だから、彼らがバスに乗って移動をするというのは大変なことであり、日々の生活の中ではごくごく限られた人々が限られたタイミングで行われることなのです。となると、乗り物酔いが発生するのです。しかも、あまり風呂にも入らない人々であることからも臭いの発生元は別にもあるのです。

さて、体臭が初期設定であり、後続して嘔吐。臭くないわけがない。この嘔吐ですが、床に吐きます。また、子供などは床に小便をするようです(私は見ていないですが。)。ひどいものになると排便もあるとか。まぁ、この無法地帯とも思える場所において、救いの手となるべきものが窓の存在なはず。しかし、残念なお知らせです。郷に入っては郷に従え。
「窓は開けるな!」
そうなのです。エチオピアのバスは窓を開けてはいけないのです。空気の入れ替えはありません。

悪霊がいるのです。
バスの中には悪霊はいない。悪霊がいるのは外なのです。
こんな不条理なことがあるのか?

そもそもなんでバスの外に悪霊がいるのか不思議に思うと思います。ここからは私の推量ですが、バスが走っている間、外に風が作られます。バスの走行により相対的に作られる風が悪霊のもとなのでしょう。古来より風は何かの前兆として多くの人々に警戒や、希望を与えてきました。エチオピアにおいては、ことによるとバスの外の風が悪霊になるのかもしれません。

これは大変困りました。嘔吐は連鎖します。さらに、この国の食事であるインジェラは、こういうときには一番考えられないタイプの食事なのです。テフという穀物を醗酵させたものを焼いたクレープ状の料理なのです。味は、酸っぱい。舌触りざらざらの灰色のこの料理を日本の旅人は雑巾と揶揄することが多々あります。過酷な時間は5時間程度で休憩に入ることができるため、一時的に納まります。食事の時間。この食事の時間の後が修羅場となることは想像に難くないものと思います。はっきり言って吐かない自分をほめてあげたい。一応、私は日本の電車で酔います。

一応、当たり前のことですが、道はよくないです。きちんと揺れます。

私にとってこの移動は世界のどこかしこの移動手段の中では面白いという位置づけです。だって、スーダンや西アフリカに比べたら、まだぬるい。
日本はいいです。こんな苦労しなくていいし、いろんな宗教の寄せ集めなので、ある程度融通がきいています。

それにしても、なぜあのような移動をしていたときに酔いがひどくなかったのに、日本の電車では酔うのでしょう。不思議です。
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by mir2004jp | 2008-01-19 01:10 | Africa

46.真の男は●●●しない(ナイジェリア)

LAGOS、そこはとてつもなくメトロポリス。
現地の人は英語発音であるためか、レゴスといっている。でも、もともとがポルトガル語の潟であるラゴスであるため、こちらで呼ぶ人も多い。

さて、レゴスです。おそらくアフリカが好きで、音楽が好きな人間にとってここは聖地だと思います。ここから少し北のイケジャにはフェラ・クティのアフリカン・シュラインがあることからもわかるように、現代アフリカ音楽を語る上ではずせないアフロ・ビートがすぐそこにあるのです。このナイジェリアはすこぶる音楽がよいのです。ハルナ・イショラをはじめとするヨルバの音楽に私はメロメロであったため、偽造CDなどを購入しにレゴス島に行ったものでした。一枚は1ドルしないくらいです。基本的に交渉がベースですが、纏め買いは安いのです。日本どころか、ヨーロッパでも手に入らないレアなものも見つかるのですが、音を聞かないで買うとたまにはずれを引きます。音が入っていない・・・

と、音楽について長く書いてしまうとタイトルから逸脱してしまうので、本題に入りますと、このタイトル、実は、現地の看板に書かれていたのです。

私はヤバ地区に滞在していたため、やたらに大きいレゴスはミニバスを利用しないではまわれないのです。ヤバのバスターミナルかオジェレバのバスターミナルを多用した私は、いつもアフリカではかなり近未来とも言える空の橋の上のような高架をかけるミニバスが楽しくてたまりませんでした。そんな折、高架の終わりごろに、ふっと左上の看板をみると女性が悩ましいポーズで座っている黒い看板があるではないですか。

書いてある言葉は、「真の男はレイプしない」とある。

どういうことなんだ!
思わず笑ってしまいました。そして、この尋常じゃない看板を誰かに伝えたくてしかたありませんでした。

意外と多いようです。なんでなんでしょう。
世の中にはいろいろな話を聞きます。

・南アフリカ、ボツワナあたりのAIDSを治すことができる迷信
幼児と性交渉をもつ(基本はレイプのようです)。おかげで、ボツワナは一時期、10代の子供の60%がAIDSだったとか。

・フツによるツチ虐殺
1994年のハビャリャマナ大統領のヘリ墜落に伴い多数派フツによる少数派ツチへの虐殺の際に、古くはソマリから下ってきたと思われるスラッとした美しいツチの女性をAIDSキャリアのフツがレイプ。いわゆる人間兵器。

私は東南アジアもそうですが、アフリカというとAIDSのキャリアの比率が多いという印象は強くありました。なので、いくつかのこの女性にとってあるまじき事態は、アフリカにおいては大きな問題でもあるという再認識をするに至りました。

たしかに、私の宿泊した宿は、どこも安宿であったため、枕の下には大抵コンドームがありました。ひどい宿では、宿の中の通路に使用済みのコンドームもありました。使っているだけましなのかもしれませんが。

こういった話はまた時間のあるときにまとまった形で書きます。

いずれにせよ、レゴスははじめて旅行者の身の危険だけではなく、現地の人も危険ということを意識せずにはいられない町でした。

一人旅、楽しくてわくわくしますが、その分の危険は一杯というわけです。
今日は、眠いので、違う話題の際に、また書きます。

書き込みが不適切でしたので、件名を修正いたしました。
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by mir2004jp | 2008-01-08 00:09 | Africa

2.マサラ日本食(インド)

食、このために私は旅をしているともいえます。
そこで、驚きはインド。日本食が食べられるのです。
親子丼は、チキンボールといいますが、他にも日本ではおなじみのメニューが並ぶわけです。
他のはなにがあったか?
すみません、忘れました。
私、この文章ですが、10年くらい前の記憶をたぐり寄せています。
ちなみに、楽太郎のオムライスなどというものもありました。当時はスパイシーバイツ(レストランの名前)という名前のお店でしたが、2004年に行ったときには、オームカフェ(レストランの名前)の料理人となっていました。

さて、日本食です。
海外に行って思うことは、日本の料理はやはり食べられるなら食べたいなのです。
でも、海外の料理を日本で食べるのと同様にアレンジはされるものです。
でも、インドはバラナシのモナリザ(レストランの名前)はすごかった。だって、マサラ味の料理なのです。なので、チキンボール(親子丼をステンレスのボールに入れたもの)を食した後に、バナナカード(バナナとヨーグルト)などを食すわけです。

ちなみに、多くの人はインド人の賢さをここで目の当たりにします。
このカレーですが、ターメリックはウコンというわけで、日本では最近二日酔いにならないようにのんだりと体の健康のために利用される調味料であったりもします。さらに、インドのカレーは野菜カレーでないと、かなり辛いのですが、そこで、カード(ヨーグルト)やラッシー(ヨーグルトジュース)などで整腸するのです。

でも、意外とインド人も下痢していると聞きます。過ぎたるはなお及ばざるが如し。
翌日、確実に震源地下腹部に現れます。
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by mir2004jp | 2008-01-06 23:20 | Asia

1.インド飲み(インド)

ペットボトルに口をつけないで飲む。

インド人は非常に賢いのだ。
確かにエロいし、かなり単純にも見える。

でも、彼らは、意外と潔癖というべきなのか、ペットボトルの飲み物が特殊なのだ。

口をつけて飲むということはどういうことか?

考えたことがある方はいますか?
意外とどこかしらのサイトに書き込みがあったりで、気を遣っている人も増えてきているようですが、意外と少ないのです。私は、残りわずかであったり、缶ジュースに関しては口をつけますが、それ以外は全くといっていいほど、口をつけません。

理由は、口をつけるということは、ばい菌がペットボトル内の飲み物に広まってしまうからです。
私は、旅行中に水を買うことは少ない方で、1.5リットルを飲み干すのには相当な時間がかかるのです。大抵の場合、水を買うのは暑い国や、乾燥した国になるわけですが、そういった国で飲み水が、なかなか減らない私は、水が腐ることを恐れるのです。そのため、ペットボトルには口をつけないのです。よく変だとか言われるのですが、残り500MLでも残すならば、それは、無駄な水になります。そもそも、世の中で飲める水はそんな多くもないのです。私は、ある意味無駄なところで、水がもったいないと思うわけです。

そんなわけで、私はインド人のように水を飲むのです。

だから、水をちょうだいと言われてペットボトルを渡した後に、口をつけて飲まれてしまうとものすごく残念な気分になってしまい、その後早々に飲み終わろうとしてしまうのです。

ちなみに、ペットボトルに口をつけてしまうと、中身は当日中に飲み終わる必要があるようです。よくよく見ると唇の皮膚が剥離したものが浮いていたりしている場合もあるものと思います。そんなものは、飲みたくないものです。よくスポーツ用にこぼれないように飲み口を変形したものを見かけますが、私はこういったものもあまり好きでなく、飲み終わるたびに拭いてしまうのです。

どこに行っても、変な飲み方をする人と言われます。でも、このおかげで、お茶は3日間くらいはもちます。

インド式の算数もいいですが、飲み物の無駄も無くしていきたいものです。
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by mir2004jp | 2008-01-06 00:14 | Asia

あけましておめでとうございます。

あけましておめでとうございます。
また1年が始まります。新しい一年。

なんら変わらない一年。だから変えてみたくなる。

そういうのが意外と面白い。

今年もよろしくお願いいたします。
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by mir2004jp | 2008-01-01 23:40 | What I think about