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世界の中心で、愛をさけぶ

小説はあまり読まない。話題に上る本は、なお読まない。でも、借りられるということなので読んでみることにした。今日読み始めて、読み終わった。2時間ちょっとくらい。思い出すのは、「かわいそうな象」。読書感想文にちょうどいいくらいの難しい言葉もなにもない読みやすい本だった。でも、「かわいそうな象」の方が泣けた。

よくわからない。
どうして、ここまで売れるのだろう。しかも、ドラマ化・・・

文章自体それほど、うまいとは思えない。
だいぶ前に読んだ橋口亮輔の「ハッシュ!」の方が文章の中に光るものがいくつもあったし、映画も感じ入るものがあった。というよりも、「ハッシュ!」はよかった。

内容は、テレビドラマの2時間枠のスペシャルで扱われるようなものだった。どちらかというとお涙ちょうだい向けには最適というものに感じた。

私は、ひねくれているのだろう。
でも、最後まで涙しそうなほどの感動もなかった。というよりも、それほど、人を好きになったことがないからかもしれない。

映画のイメージがあまりにも強いため、期待はずれになってしまったのかもしれない。ベストセラーはやはりベストセラー前に読まないとだめなのかもしれない。
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by mir2004jp | 2004-05-31 11:07 | Book

キャパの死から50年、沢田、嶋元、一之瀬に続いて・・・

数日前に、日本人のジャーナリストが処刑をされた。
30年前に消息を経ち処刑をされていた可能性が高いカメラマンに佐賀県出身の一之瀬泰造がいる。
彼もまた、戦場に赴いての死だったわけだが、沢田教一、嶋元啓三郎にしても同様に哀しいがそれゆえに訴える死を残した。
彼等の写真に何を見出すのかは、人それぞれだと思う。
私は、中学時代に初めてみた沢田教一の「安全への逃避」が非常に印象的で、下手に人が亡くなっている写真よりも、戦争を強く感じた。
そこにあるのは、「いつも権力者の傲慢」という巨視的な見方が多い中で、もっと微視的な部分で実際の戦争の悲惨さを訴える一枚の写真だった。
賞を取ることがなかった、フリーランスの一之瀬泰造は亡くなったのが27歳くらいで、しかも、カンボジアで処刑されたのではということである。しかも、それを知るまでには長い月日が必要だった。現在で、一日か二日で情報が届く。残された記憶はよく風化しがちなことを考えると今の時代は、以前より遥かに便利にもなったのだろう。
おそらく、自分がやらなくては、という意識が強くでてしまったからだと思う。
5月24日の50年前に亡くなったロバート・キャパにしても、ただ、目立ちたかったからではないと思う。
一番戦争が嫌いな人が、その国の人たちだけではなく、多くの国の人々に戦場への哀しい眼差しを忘れないで欲しいというアピールをしているのだと信じたい。
だからといって、私は、常々、戦場へ向かう以上は自分で責任を取るべきだと思っているし、そこで多くの人々の迷惑になるようではだめだという気持ちに変わりはない。
ただ、亡くなった者たちへの戦争に対しての嫌悪の気持ちは風化せずに残りつづけて欲しいと思っている。
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by mir2004jp | 2004-05-30 21:32 | What I think about

十字架の丘 (リトアニア)

お気に入りの風景は?

旅人が言った。
「十字架がたくさんある丘知ってますか?」
「いや。」
「地球の歩き方に載っていたんですけど、行ってみたいんですよね。」
「どれ?・・・私も行きます。」

かくして、リトアニアの十字架の丘を知った私は、予定もなく、近くをほっつきあるいては、夕飯つくりに勤しんでいただけであっただけに、俄然やる気がでたわけでした。

シャウレイという町ではなく、町外れのような場所にある。
丘は二つ。景色は、ここから始まる。
入り口で、十字架を買い、名前を刻む。絵馬のような・・・

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一種独特なこの雰囲気は、絶景というわけではない。でも、なんとも、いえず、十字架たちの墓場であり、記憶たちの住処であり、ここを訪れる人たちの出発点でもあるといった、不思議な空間でした。
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by mir2004jp | 2004-05-30 12:32 | Russia etc

サンクト・ペテルブルクの跳ね橋

お気に入りの風景は?
夜の2時。
いい風景というよりも、いいタイミングともいうべきかもしれない。ロシアにあるサンクト・ペテルブルクでは、貨物船が、この運河を通る。そのため、橋は夜中に中心部で遊んでいると、橋を渡って帰らないといけない人たちは、メトロも走っていないため、歩いても、タクシーも使えず、帰ることができないのである。
私は、友人に誘われて見に行ったわけだが、写真でみるものよりも、その一部始終が見れただけあって、感動はひとしおであった。
ちなみに、左の方にある細長い物体は、船である。
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by mir2004jp | 2004-05-30 12:23 | Russia etc

Te Quise Tanto / Paulina Rubio

メヒコでは、この曲がよく流れていた。テ・キセ・タント。
歌っているのはパウリーナ・ルビオ。
聞きやすい曲で、パウリーナの声もかわいくはないが、刹那性を感じさせる微妙な力強さがある。ポップな曲なのに、なんとも哀しげなのである。ラテンの曲がいつも哀しげなのは言語のせいなのか、曲調のためなのか。それとも、ギターのせいなのか。

旅の最中というのは不思議なもので、毎回、テーマソングみたいなものが勝手にできる。今回のメヒコの旅では、この曲なのか?
これでもかと流される曲は、大抵耳に残るものなのであり、おそらく、テーマソングとはならずとも、今回の旅の曲であったことは確かなのかもしれない。

そこで、他の曲はと思い、CD屋さんに行ってみると・・・

知ってた。

2年前に一度手にとっていた。Border Girlというアルバム。
声の質が気に入らなかったのをよく覚えている。
シャキーラも、タリヤも聴かない私がなぜ・・・
2年も経つと人は丸くなれるのだろうかと思ってしまう。

少なくとも、この曲は聴きやすい。
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by mir2004jp | 2004-05-30 12:03 | Music

サハラに舞う羽根 (The Four Feather)

映画館の予告からずっと見たかった。
主人公のハリーは走れメロスさながらの、友情のために戦場へ、そして、収容所へ向かう。
臆病者の汚名をそぐには、並大抵のことではない。
でも、それをやってのけたのは、感動的である。
小説だとはわかっているが、やはり、彼の涙ぐましい、友への友情は感動ものである。でも、なんといっても、ジャックなのである。
彼の最初と最後の決断は間違いなく、ハリーを救った。
だから、5本目の羽根こそが、友情の羽根だったと思う。

なんか、くさいことを言っている自分がいやになってきた。
まぁ、たまには、こういう作品もいいものだということです。
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by mir2004jp | 2004-05-29 01:47 | Film

Toubaka / Kouyate・Sori・Kandia

私の好きなマリ共和国およびギニア共和国の歌い手は、なんといっても、クヤテ・ソリ・カンディア(Kouyate・Sori・Kandia)♂なのである。
大学時代である。はじめて、トゥバカ(Toubaka)を聞いた。1950代の曲。
あまりにも哀しいギターのメロディと張りのある歌声。そして、節回しは絶品という他ない。
その後、私は、ギニアということを忘れてしまい、マリ共和国のKouyate・Kandia♀のCDを買ってしまった。しかし、これまた、大当たりだった。
Kita・Kanというアルバム。

でも、やはり、クヤテ・ソリ・カンディアが聞きたい。どこかに売っていないものだろうか?
あるいは、どこかで聞かせてくれるところはないのだろうか?
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by mir2004jp | 2004-05-27 23:57 | Music

Tomatito

Tomatito(トマティート)と出会ったのはいつごろだっただろうか?

少なくとも「Spain」という名盤が発売された後であることは確かだ。
Vengo(ベンゴ)でもGitano(ヒターノ)でも、Tomatitoを見た。
いや、聴いた。

なんて切ないのだろうか。

そして、私は、5月24日にトマティートの生演奏を聞きに行った。
もう円熟期であり、常に多くの試みをしつづけるこの、偉大なるギターラはミッシェル・カミーロとの「スペイン」でのデュオの曲を今度は、バイオリンとで聴かせてくれた。

私は、まだまだ進化を続けるTomatitoの進化の過程を垣間見ることができた喜びに今日は胸がいっぱいなのだ。

おまけというと失礼だが、この日、Joaquin・Grilo(ホアキン・グリロ)まで来ていた。まさに、自己満足の境地ともいうべきなのか、一線を超えたバイレという印象。ソレアでのワンマンショーは圧巻だった。

そして、この日は、公演が2時間で、ともに50分ずつの予定が、なぜか、公演は3時間でともに大きな時間オーバー。最後のアンコールでは、Pastora・Galvan(パストーラ・ガルバン)の素晴らしいバイレを再度見ることができた他、なんと、Tomatitoの曲でJoaquin・Griloがバイレをした。

贅沢な夜だった。
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by mir2004jp | 2004-05-25 01:35 | Music

カワイさんですよね?

フラメンコを観にいった。
そこでの一こま。

後ろで声が聞こえました。なんとなく、振り返りました。

「カワイさんですよね?」

人の顔をみてもまだ、言うのか!

「いえ、違います。」

「あっ、そうでしたか。すみませんでした。」

どうして振り返ってもわからないのだろう?
かなり私にそのカワイさんというのは似ていたのだろうか?

他の場所でも、何人か間違えられている私は、どこにでもいる風だからなのか?
少しは個性を磨かないとだめかな。
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by mir2004jp | 2004-05-25 01:20 | What I think about

チェコ・プラハのナ・コンプという通り

お気に入りの風景は?trburl=http://trackback.exblog.jp/tb/118

もう何度かチェコのプラハには行っている。
都度、欠かさずに行く場所がいくつかある。
でも、ここがあったから、この町に惚れた。

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はじめてこの風景を見たときに感じたのは、おそらく今後もここに幾度もくるだろうということだった。

1999年春、夏、2002年秋と訪れている。おそらく、今年も訪れる。
ほのかな明るい町並みの向こうにカレル橋がある。
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by mir2004jp | 2004-05-24 00:15 | Europe