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カンダタの手繰り寄せる糸

見上げた空の先、まだ先に。
見えないはずの糸が見えたらどれだけよいことか。
苦しいだとか辛いだとか。
困ったときにだけ、その糸を探していた。
これからもおそらく変わらない。

でも、気が付いていることがある。
その糸を今、自分で編みこんでいる。
糸は気が付けば自分の足元に果てしなくのびている。
どれぐらい丈夫なのかわからない。
ただかつて自分がもとめたあの糸に似ている。

このあとも続いていくことになるだろう。
どうしようもないとき、過去を振り向こう。
どうしようもないとき、未来を仰ごう。

また空を仰ぎ見ることが多くなった日々。
また自分の手元を見始めた日々。
こうして毎日はすぎていく。

BurkinaFaso どうしてだろうと振り返る日々もささやかな日々に彩られている。

とりあえず、今回の写真は上記の二つと、このガーナのお金のものだけです。あまり多くないですが。
Money Money Money 3
by mir2004jp | 2006-11-22 14:36 | What I think about
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