レバノンといえばレバノン杉やバールベック、あるいは赤軍を思い浮かべる方が多いかと思います。でも、実際そうだったりなんかもするのですが、それだけではないと私は思っています。
そもそもレバノンは先日のテロやらで非常に物騒なところと思われがちですが、それほど構える場所というものでもないです。泊まっているあたりの建物を見ると銃痕があったりとかつての独立戦争で疲弊した部分も完全には回復とはいえませんが、作られた街というだけあって、夜の町はおかしいくらいにヨーロッパの目抜き通りを凌駕する素晴らしさを見せてくれます。
もともと欧米のいい加減なというか、身勝手な統治の影響でキリスト教の少数派が国を支配した歴史があり、イスラームの印象は隣のシリアほどではないのですが、薄着の女性の多いことに驚かされます。そして、かつての十字軍の影響もあってか、ヨーロッパ的アラブの美しい女性が大挙して目抜き通りで私を出迎えてくれました。(思い込みともいう。)
ベイルート。私はここしか時間の猶予なくいることが叶いませんでしたが、ここはもはや中東ではないともいうべきリゾートです。
トルコのタキシムを歩く際にはきちんとした服装(多少のおしゃれが必要)と思っている私です。一応ですが、襟付きシャツで歩きました。でも、完全に敗北でした。
それにしても、美しい女性、シーシャ。魅力の宝庫でした。
世界一大きな切り出し石があるバールベックは次回チャレンジします。