これもセルビアの光景です。
スカダルスカの通りにはこのような粋なものがあるのです。
昔とちっとも変わっていないですね。うれしいことです。
そして、実はこの通り、観光客はほとんど見ません。というよりも、セルビアに来る旅人は大分増えたとはいえ、まだまだ少ないのが現状なのです。なによりも、情報が足りないということ、まだみなの中では悪者のイメージがあるからでしょう。
アメリカ人に宿であいました。
典型的なアメリカ人でしたが、セルビアに来ているだけまし?と思ったりもしましたが、ブルガリアからの入国で断わられ、いろいろと苦労したようです。国境越えには、アメリカのパスポートを上にかざしてヒーローになった気分で入国したそうです。やはりアメリカ人です。
『空爆したのはどこの国だ?』
『ブッシュに聞いてくれ。俺は空爆をした国の国籍を持つだけだ。』
この会話は、よくも悪くもアメリカのいい加減さを象徴しています。
おそらく、日本人も同様のこと言うのでしょう。そして、私も。
自慢話の好きなアメリカ人はオージーの女の子に面白おかしく話ていました。私も話をふられたので答えましたが、セルビアでの流通通貨が、彼はユーロの時代、私はマルクの時代だったため、少し黙りました。相当、珍しかったようです。私の周りには結構訪れた人もいるのですが、ドイツ人、イタリア人を除けば西側の国の人たちはあまりにも、セルビアを見ていなかったように感じます。それが、空爆に繋がったのは今さら言っても仕方のないことですが。。。